~ 伝統と創造、そして自然観 ~
~ 伝統と創造、そして自然観 ~

私の作庭におけるベースとなるものは、やはり私達の先達が残し、育んでくれた日本の伝統的な庭の形であり、心です。


現代に生きる我々は、その伝統をふまえながら現代の人々のニーズに応え、新たな創造をしてゆかなければならない。
その根本になるのが自然であり、我々の自然観です。
自分の自然観をいかに高めて行くか。自然を見つめその本質に迫れるか、ということです。
たとえば、私たちは美しい自然に出合えば誰でも感動します。
あるいは、一見何の変哲もない見過ごしてしまうような足元の風景の中にも、心動かされる瞬間があるものです。

でも、我々造園人はそこで留まってはいけない。
それはなぜ美しいのか、なぜ感動したのかというところに踏み込み、分析していかなければならないのです。
そうでなければ庭は作れないような気がします。


「人はなぜ生きるのか」
「人はなぜ山に登るのか」
そして「人はなぜ庭を作るのでしょうか」


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